内田理央  屋比久知奈   三浦春馬 桜井ユキ& 片岡秀太郎  永作博美  笑福亭鶴瓶  大悟    中井貴一  
 
  すごく勉強になった1年でした」
 今後、挑戦したい役を聴くと、「悪い役」と即答した。「ヒーローの敵みたいな役がしたいです」 
  文・本田光 
写真・滝沢美穂子
 ある日、突然、インターネットで話題の的にされてしまったら―。連続ドラマ「向かいのパズる家族」(読売テレビ)で、SNSに翻弄されるカフェ店長を演じている。
 自身も2年前、インスタグラムで操作を誤り、苦い経験をした。就寝中にライブ中継を始めてしまい、寝息と部屋の壁の映像を数十分間、配信してしまつたという。マネージャからの電話で気づき、配信は中止した。ネット上では、わざとやつたのでは」という心ない声もあがり、「難しいなと思いました」と振り返る。
 インスタグラムのフォロワー数は、今や67万人にのぼる。気を付けていることは?「文字面だと、真意じゃないことが伝わってしまい、誤解されることが多々ある。なので、なるべく分かりやすく簡潔に、余計なことは言わないように気を付けています」
 一方で、「すぐに自分の思いを伝えられる」というSNSの魅力も感じている。「イベントやドラマの感想が聞けたり、「応援しているよ」と言う声がじかに届いたりするのは、うれしいです」と笑顔をみせる。
 演じる役は、「いい子」の仮
 面をかぶつているが、誰にも言えないネット上の裏の顔を持つ。自身にも「裏の顔」はある? 「インスタでは『女子っぽい』と言われるけど、それはウソ。可愛い写真しか載っていないけど、『それは一部だよ』。さらに、「テレビでは、猫かぶっていると思う。緊張しているのもあって、声も自然と高くなっちゃう、おうちでは、2オクターブくらい、低いですよ」とおどけた。
 2015年から雑誌「MORE」の専属モデルになり、俳優としても活躍。昨年は、度に間「海月姫」や「おっさんすせセブ」などに出演し、話題になつた。「いい出会いが多くて、運がよかったなと思います。周りに助けられて
滝沢美穂子撮影     宝塚歌劇団元月組トップスターの龍真咲が、全国3カ所をまわるライブツアー「HOME1」を開く、映画音楽やポップスに宝塚時代の楽曲も織り交ぜ、「多彩な顔をみせるととみら、    瀧真咲 歌声に向きあって
  春にぴったりのハッピーな時間を届けたい」と語る
 退団から2年半。もともと楽器をやりたかつたが、「才能がなくて断念した」と笑う。「歌は自分の唯一の楽器」との思いが強い。
 ライブツアー大阪は来月6日
 ポップスや宝塚の楽曲も
  オーケストラ中のピアノのように響きたい、という。「ひとつの型に縛られてやるのでは心が動ない。音楽と自分の声に向き合い、研究を続けて熟成していきたい」
 今回のライブは、自己プロデュースから離れた。共演者も「DREAMS COME TRUE」のバックコーラスなども務めた浦鳴りんご、キーボードの森大輔ら個性的なメンバー。3月にリスペクトライブに出演した中島みゆきの曲やラブバラードにも挑む。「自分だつたら選ばない曲もあるし、初挑戦の曲がほとんど。セッションできる仲間がいるので、その時に聞こえてくる響きを大事にし
 たい」。宝塚の楽曲を、共演者にどういう風に受けてもらえるかも楽しみだ。
 歌との付き合い方にもとらわれない。「たとえば、家の近くのライブハウスに飛び込んで歌うのもいいですよね」と目を輝かせる。芸能活動20周年も視界に入って来た。「こういう自分もありかな」と、まだまだ柔軟に変化を重ねていく。
 5月6日大阪・梅田クラブアトロ。昼夜2公演。全指定席1万800円。問い合わせは、キョードインフォメーション(0570.200.888)。
      (尾崎千裕)
 2019.4.18(木)     朝日新聞夕刊