櫻井が演じるのは、幼い頃から注目を浴びる天才サッカー選手、鷹匠和也。Jリーガーとなつて23歳で念願の日本代表に選ばれるが、交通事故でサッカーが出来なくなってしまう。婚約者の仲川未希(長瀬まさみ)に支えられながら、リハビリで出会った車いすバスケでパラリンピックの日本代表を目指す。
 和也のモデルは、元車いすバスケ日本代表の京谷和幸さん  アイドルグループ風の櫻井翔(34)が、1月3日に放送される「君に捧げるエンプレス」(フジテレビ系、夜9時)で車いすバスケの選手を演じる。ドラマ主演は2年ぶり、ニュートキャスターとしても障碍者スポーツを取材し、「今回の役には特別な思いがある」という櫻井、役に込めた思いを聞いた。
(45)。Jリーグ・ジェフ市原(現千葉)の選手だつた1993年に交通事故で脊髄を損傷、シドニーからロンドンまで、出場した。櫻井のプレーシーンを見た京谷さんは「ここまで出来るんだ、と驚いた。役を演じる思いが、車いすのひとことひとこぎに入っていると感じた」と話す。
 櫻井にとって障碍者スポーツは「NEWS ZERO」(日


櫻井翔の「君に捧げるエンプレス」予告編見れます
本テレビ系)でキャスターとして取材してきたテーマ―だ。小学生からの友人が、数年前から車いす生活を送っているという。「一緒に出かけていて、なんとかにこの大変さが伝わらないかな、日常生活がもつと楽にならないかなっていう思いがあった」。ドラマ出演のオファーが来たのは、そんな時だつた。
 車いすバスケの練習を重ね中でも、生活の大変さを改めて実感した。街中の階段や傾斜が眼につくようになり、「最近はご飯食べに行くたびに『ここは車いすで来れないな』って思う]。押してもらうより、自分の手でこぎたいとも感じた。「何が大変で何が大変じゃないか、やさしくないということもぼんやりとわかつた」と話す。
 2020年には、東京でパラリンピックが開催される。バラスポーツ人気も高まり、バリア
車いすバスケの選手を演じる桜井翔      =フジテレビ提供
フリーなどの環境整備も進みそうだが、櫻井が見据えるのはその後。「祭りの後のようにならなければいいなと思う。次世代以降も盛り上げていかないと」
 常に心がけるのは、「自分が出演することで関心を持つてくれる人たちがいる」ということ。「車いすの生活を全然知らなかった人が、ドラマでやるから見てみようと思ってくれたら、大きな影響は与えられなくても、きっかけにはなり得るんじゃないか」。冷静に自分を見つめている。
 嵐としての活動は18年目に入った。11月からは唯一、僕らが僕らたるゆえん」だというライブで全国を回る。バラエティ―、キャスターと、テレビでも連日活躍するが、「ライブ以外はどこにいっても本職じゃない。本職の人の集まりにちょっと参加する感じがすごくある」と打ち明ける。
 11年の東日本大震災以降、被災地でのコンサートや、売り上げの一部を被災地支援にあてるイベントを続けている。「グループの一つの機能として、社会のためになるようなものが常に持てるといいなと思っています」
       (滝沢文那)
 念頭に関西財界のトップが集い、経済の見通しを語る朝日放送の番組「かいさい財界フォーラム」が、前身の番組から数えて60年目を迎える。毎年、その時々を反映したテーマで議論を重ねてきた。1月4日の放送では「万博・IR(総合型リゾート)」「インバウンド(訪日外国人客)」「関西企業の成長戦略」を中心に語り合う。
 大阪テレビ(いまの朝日放送)で1958年1月3日に「関西財界 大いに語る」と題して始まった。杉道助・逢坂商工会議所会頭(当時)が視界を努め、関西電力、住友化学、日立造船の各社長が出
演。記録資料には「今年一年の見通しといったところと共に、電力、化学、造船とそれぞれ経営者としての豊富の数々を多少の夢もまぜながら語りに語ったいただく」とあった。
 翌年は「東西財界テレビ名刺交換会」と題して、東京、大阪のそれぞれのスタジオに計20以上を迎えて放送した。その後「関西財界人名刺交換会」、「KANSAI・ゆめ・未来~関西財界フォーラム~」とタイトルを変えながら、関西経済を語る新年の生放送を続けてきた。
 今回の放送は1月4日午前10班からで、大阪商工連合会議所の尾崎裕会頭、関西経済連合会の森祥介会長、関西経済同友会の蔭山秀一代表幹事が出演する。浦川泰幸、塚本麻理衣の寮アナウンサーが司会を、朝日新聞の多賀谷克彦編集委員がコメンテーターを努める。
 記者として経済を取材してきた寺尾プロデューサー(39)は「経済は生活に直結するテーマ。関西の景気を見通すヒントになるよう、経済界のリーダーたちの考えをわかりやすく届けたい」と話す。
        (松紗知)
 
 辛口の音楽評論で知られた宇野功芳が亡くなって半年がたつ。合唱指揮に情熱を注いだ宇野をしのび、指導を受けた女声合唱「アンサンブル・フィオレッティ」が昭和歌謡を歌う。
 宇野が愛したのはクラッシックだけではない。古関裕而や服部良一、古賀政男らを「日本の歌謡界が生んだ天才」とほれ込み、彼らが世に送り出した昭和歌謡にこだ
24日、大阪で わった。
 歌のは「高原列車は行く」「一杯のコーヒーから」「銀座セレナ―だ」「青い山脈」など。「戦前、戦中、戦後の歌謡曲をどうしても後世に残したい」という遺志を継いぐ。24日午後5時、いずみホール(大阪市中央区)で。4千円。大阪アーティスト協会(050.5510.9645)。     (谷辺晃子)