調布駅前広場 漂流郵便局 日本平夢テラス 阪堺電車 屋根伝う サピエル記念館
 天空の近未来  焼却場   シワガラの滝       
夕日に映える日本平夢テラス=静岡市清水区草薙
 あたまを雲の上に出し、四方の山を見おろして、唱歌の歌詞が思わず頭に浮かぶ。
 木材をあんだんに使ったデッキの向こうにパノラマが広がり、孤高にそびえる富士山がひときわ存在感を放つ。夏は雲などに遮られがちだが、空気が澄む秋になると、その姿をくっきりと拝める日が増えてくる。
 標高約300メートルの山頂に造られた展望台「日本平夢テラス」。富士山を望む景勝地として知られる清水氏清水区の日本平に1年前、新しい絶景スポットとして生まれた。「8」の字形の印象的な建物で、付属の展示施設とともに、新国立競技場を手がけた隈研吾氏がデザインした。
 1週約200メートルのデッキを歩くと、北東に富士山と清水港、北には南アルプスのデコボコとした山並みを望む。東には駿河湾の向こうに、ユネスコの「世界ジオパーク」に認定された伊豆半島が横たわる。

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 展望台を整備した静岡県や静岡市は当初、来場者を年間約30万人と見込んだが、その絶景のためなのか3カ月ほどで年間目標を突破。開業1年の11月2日までにやく118万人が訪れた。
 日本平は約100年前の大正期、評論家の徳富蘇峰(1863~1957)が「天下の絶景」と評し、全国的な知名度を得た。昭和初期には、相次いで日本百景などに選ばれた。
 近年は、清水港へのクルーズ船の寄港が増える中、外国人客らの目的地としても人気。10月末、ノルウェーの豪華客船「バイキング・オリオン」でやってきた米テネシー州のリズ・クレビンジャーさん(73)は、夢テラスから富士山を眺めてため息をついた。「想像以上の風景。本当に美しい」
   (文・矢吹孝文、写真・迫和義)   日本平夢テラス
  (静岡市清水区) 
 
 首相夫妻による推薦はどのくらいあっのか、それはどのような人たちか。様々な疑問について、政府は「名簿はすでに廃棄しているため、確認ができない」(菅義偉官房長官)との答弁を繰り返し、詳細を説明しようしない。
 内閣府は今年の招待者名簿に
ついて、共産党の宮本徹氏から資料要求を受けた5月9日に大型シュレッターで廃棄。政府が野党に提出したシュレッターの「使用者記録表」によると、廃棄を始めたのは資料要求の約1時間前だつたという。
 政府は「会の終了後、遅滞なく廃棄した」(菅長官)とする
 4月13日の開催から1カ月近くたっていた。内閣府は4月22日にシュレッター使用の予約をし「各局の使用が重なって調整した結果、連休明けになった」と説明。しかし、「記録表」を見た野党側は、連休前にも使っていない「隙間」があったと指摘。野党議員が11月26
日の視察でシュレッターを使うと、34秒で800枚の紙を細断できた。「資料要求を受けて証拠隠滅した疑惑が深まった」と批判する。
 政府は名簿の電子データについても「紙媒体の削除の前後で、同じような形で削除した」と答弁。野党が電子データの復元
を要求しているのに対し、菅長官は「復元は出来ないと聞いている」と繰り返す。理由は技術的なものか、ルールに基づくものか問われても、あいまいな答えに終始している。
 首相やその周辺の関与が指摘される問題で、資料やデータが「廃棄」されるという事態は「
 国の税金を使って首相が開く「桜を見る会」の問題をめぐり、安倍晋三首相は2日の参院本会議で答弁に立つ。
 首相が地元有権者ら「身内を多数招待した公私混同ぶりが指摘されるほか、政府側が招待者名簿などの公文書は廃棄したとして詳細な説明を避けている点もこの政権を象徴する
 桜を見る会が始まったのは1952年のこと、招かれるのは皇族や各国大使、国会議員や都道府県知事などのほか、各界で功績功労者があった人とされてきた。
 一部野党は今年春ごろから、安倍政権で参加者や費用が年々膨張することに疑念を持ち、追求を始める。
 「開催要項」には計約1万人とあるが、2014年に約1万3700人だつた参加者が19年は約1万8200人まで増えて
いた。
 11月8日の参院予算委員会で、共産党の田村智子氏が独自調査をもとに、「首相らの後援会関係者が多数参加していたのではないか」と質問。首相は「招待者の取りまとめなどには関与していない」と言い切った。田村氏が地元有権者らが多数参加していたことを指摘すると、首相は地元の自治体、PTA役員なと功績や功労のある人がいると強調した上で、「そういう方と後
援会の方が重複することも当然ある」と答えた。
 ところが13日、桜を見る会を日程に含んだ観光ツアーを地元有権者に案内する首相の事務所名義の文書が明らかになつた。首相事務所による地元有権者への「優遇」を強く疑わせる内容で、首相は同日夜、会の来春の開催中止を急きょ発表した。
 批判の高まりを受け、首相は20日の参院本会議で、「私自身も事務所から相談を受ければ、意見を言うこともあった」と答弁の修正に追い込ま
安倍政権下ではこれまでも繰り返されてきた。首相や妻の疳よが疑われた森友学園問題では、公文書が官僚によって廃棄されたことが明らかになつた。獣医学部の認可に関連し、首相の友人への優遇が疑われた加計学園問題では、野党などから首相官邸への訪問者の確認を求められた官邸側が、記録は「遅滞なく廃棄」し、「保存されていない」と主張。真相解明は進まぬままだ。   (鶴岡正寛)  会計処理も焦点だ。
 安倍首相の地元事務所が支援者を案内した観光ツアーの費用は、コースごとに設定された1人1万円前後、前日の夕食会は「安倍晋三後援会」の主催で、別と5千円の会費制だつたとされている。
 政治資金規正法は、政治団体に  た。国会質疑などを通じ、妻の昭恵氏も関わっていたほか、今春の招待者約1万5千人のうち、首相夫妻の推薦が約1千人、自民党関係者の推薦が約6千人など半数以上が艦艇幹部と自民死雨による推薦だったことも判明。当初の説明しは異なり、公的行事であるが首相らによって「私物化」されていた実態が浮き彫りになった。
 さらに、野党側は「反社会的勢力」とみられる人物が出席していたことや、オーナー商法で消費者省庁から行政指導を受けるなどしたジャパンラインの元会長に招待状が送られていたことなども追及する構えだ、 
       (菊池直己)
ィーの料金を「1人1万5千円から」とうたっており野党側は「5千円は安すぎる」とみる。参加人数の会費合計と、ホテル側の請求額がちょっど一致してしたかどうかも疑問だ。集めた会費でははまかなえず、首相側で差額を穴埋めしていれば、公職選挙法が禁じる有権者への寄付にある可能性がある。
 首相は料金について、ホテル側が800人という参加者の規模や、大多数が宿泊客であることを踏まえ設定したと反論する一方、料金の明細書はなかつた」と主張している。
       (久保田一道) 収入や支出があった場合、政治資金収出報告書への記載を義務付けている。安倍事務所が集金や支払いをしていれば記載義務が生じるが、安倍首相関連の政治団体の収支報告書にはツアーに関するものは見当たらない。
 安倍首相は、旅費や宿泊費は各参加者がの旅行会社に直接支払ったと説明。夕食会は事務所のスタッフが受付で集めたが、そのままホテル側に渡したため「後援会としての収入、支出は一切ない」としし、いずれも収支報告書への記載は不要との確認を示している。
 だが、特に夕食会の会計処理は疑問視されている。
 開催場所だつた都内のホテルは、ホームページで立食パーテ
 令和元年(2019)9月20日   朝日新聞夕刊