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   ポテトの原点 老舗をあげて
 ポテトチップ業界て゜はカルビーに次ぐ万年2位の湖池屋が原点に立ち返り、起死回生をかけて開発した「プランドポテト」。庶民的なポテトチップのイメージを塗り替え、味わいやパッケージなどすへてで「庶民の手に届く、老舗の料亭」を目指した。
 2017年2月の発売開始後、菓子市場のヒットの目安が20億円といわれるなか、初年度売り上げは倍の40億円を達成。今年2月の全面リニューアル後は、新型コロナウイルス完成拡大に伴う「巣もごり需要」も影響し、前年同期比3倍近い売り上げ記録した。情報誌で20年上半期のヒット商品にも選ばれている。
 長引くデフレで単価がさがり、
市場は縮小傾向にあった、佐藤章社長(61)が16年、キリンから湖池屋に転職。社員に「何か大切何と忘れていないか」と問いかけたことから、新たな挑戦が始まった。佐藤社長は、キリンビバレッジの缶コーヒー「FIRE」や「生茶」などを生んだヒットメーカーだ。
 プロジェクトチームを結成し、創業者の故小池和夫氏のインタビューを聞き直す。小池氏は「価値ある良い物を提供する」と語っていた。小池氏は1953年に起業し、居酒屋で食べたポテトチップのおいしさに感動。「多くの人に食べてもらいたい」と本場米国に視察に行くなど試行錯誤して、67年に日本で初めて量産化に成功した。
 プライドポテトは、小池氏と働いた元社員への聞き取りなどを元に、芋の洗い方、スライスの仕方も、あげる温度や時間な 
 どすべての工程を見直して、国産ジャガイモのうまみを最大限引き出した。チームリーダーの野間和香奈・マーケッティング部次長(38)は「創業者の思いに寄り添った商品だけに『失敗はできない』と全社一丸となった」振り返る。企業ロゴも「伝統を感じさせるもの」に刷新した。
 今年2月のニューアルでは、若手の意見を取り入れ、「神のり塩」、食塩不使用の「芋まるごと」など4種に絞り、商品名やパッケージを一新した。香川県・小豆島や神戸市など自治体と共同開発した限定商品も人気だ。「社会にどう役立てるのか、より深く考えるようになつた。コロナで緊張が続くなか、ちょっとした安心感や癒しを与えられたら」と野間次長。
      (吉田美智子)
  BSテレビ東京編成部でテレビ局の仕事をしながら、マンガも描いています。漫画家デビューは3年前。幼いころから絵を描くことが好きで手塚治虫さんのファンでしたが、テレビ局に入社して、絵を描く仕事ができるとは夢にも思いませんでした。 
 きっかけは、先輩の佐久間宜行プロデューサーがツイッターで紹介してくれたことです。当時、私はAD(アシスタントディレク)で、仕事であったことなどをメモ代わりに漫画に描きとめていました。佐久間さんのツイッターが編集者の方の目に留まり、あれよ、あれよというまにデビューが決まりました、
 とはいえ、マンガを本格的
線一本も みんなの支えで
           漫画用のペン
に描くのは初めて、漫画用のペンをどう選んでいいのかも分かりませんでした。わらをもつかむ気持ちでSNSで助けを求めたところ、漫画家の芝浦晴海さんと出会い、救ってもらいました。ペンも一緒に買いに行ってくれました。私は筆圧
強いので紙が破けない。ペン先が割れないなとを基準に選んでくれたのです。
 デビュー作を描いたときは4種類ほどのペンを使いました。少女漫画風のタッチにしたければ丸ペンを使います。髪の毛や眉毛など細い線も繊細に表現できま
ます。線一本を描くのも苦労しましたが、多くの方のご協力で描き上げることができました。
 いまはiPadで描いていますが、やはりペンは私の原点ですので、仕事場に残しています。仕事の合間にペンを眺めると、その手や、頭に、必死に描いていたころの思い出が克明によみがえってきます。いつか、私の漫画を原作にしたドラマが放送できたらと願っています。
 令和2年5.26日  朝日新聞